突然、突きつけられた宣告から

 

手術までの2週間は、

 

精神的にすごく不安定。

 

 

かなりナーバスな状態。

 

 

ちょっとしたことで

 

涙が止まらなかったり。

 

 

なぜ!?というやり場のない怒りの気持ち。

 

いっそこのまま消えてしまいたい…。

 

 

 

そんなセンチな気持ちに浸る余裕がないほどに、

 

4人部屋だとしかたがないのが生活音。

 

いつも以上に気になる。

 

24時間絶食で点滴のみなので、

 

もちろんごはんはなし。

 

周りの味噌汁を美味しそうに

 

すする音が耳につく…。

 

 

それからは食事時間になる度に、

 

点滴を持って廊下や休憩所で

 

時間をつぶすことにした。

 

 

しかし何より辛いのが夜。

 

イビキだ…。

 

それと消灯時間を過ぎても

 

テレビやラジオを聞く人。

 

はじめはちょっと神経質と思われるかな、

 

と思いながらもナースに注意してもらうように依頼。

 

ナースはやんわりと注意。

 

結局、あまり変わらず。

 

そんな事が何日も続いたある日。

 

 

周りのみんなも不安だらけの夜を

 

過ごしてようやく熟睡出来ているかも知れない。

 

 

「これはしかたがないこと。」

 

 

「大人なんだから…。」

 

 

「我慢しなきゃ…。」

 

 

「社会人として…。」

 

 

「わがままは言ってはいけない。」

 

 

そんなことを思っている自分。

 

 

気持ちを抑えている自分。

 

 

自分さえ我慢すれば…。

 

 

本音は言わないでおこう。

 

 

これは今までの人生で染み込んできた

 

典型的な思考パターンだ。

 

 

こんな状態になってまでも

 

自分の気持ちを抑えるのか?

 

このまま終わってもいいのか!?

 

いいのか、それで!

 

 

ふとそんな思いが脳裏をよぎる。

 

 

 

その後、とった行動は…。

 

 

 

次の瞬間、起き上がり

 

イビキをしている人のベッドを

 

おもいっきり蹴飛ばした(笑)

 

3人のベッドをガンガンと!

 

 

その後の部屋はいつになく

 

静けさが漂っている…。

 

 

 

そんな事があってか翌日は部屋を移動され(笑)

 

 

 

しかし、新しい部屋でもまたイビキ…。

 

夜中はほとんど眠れず、

 

ようやく明け方にウトウトしていると

 

突然テレビの音が部屋に響く。

 

 

すると自分の中の抑え切れない

 

怒りスイッチがオンになり、

 

 

そのベッドに向かい、カーテンを勢いよく開ける!

 

すると拍子抜けした、『おじぃ』がこっちを見ている!

 

おじぃか…、と思いつつ(推定90歳)

 

 

 

「こんな朝からテレビ見るならイヤホン付けないと!」と

 

怒りの気持ちを乗せて

 

大声で言ってやった。

 

「ベッドの横に置いてあるイヤホン、これだよこれ!」

 

しかし案の定、おじぃには聞こえてない。

 

 

そんなやりとりをするうちに

 

ナースが数人走って部屋に入ってくる。

 

「どうしましたか!?

 

あとは、私たちが対応しますので」と言われ

追い出される。

 

 

その後、念願の個室へ移動になる(笑)

 

 

 

これらの行動。

 

正直、大人げないですよね。

 

でも今の自分にとっては

 

もの凄く大切なことだったんです。

 

 

表現方法は置いておいて…。

 

 

 

-自分の気持ちを素直に表現すること-

 

 

 

当たり前のことかもしれませんが、

 

出来なかったんです。

 

小さいときから、

 

今に至るまで。

 

 

親の目、

 

先生の目、

 

友達の目、

 

先輩・後輩の目、

 

上司の目、

 

社会の目。

 

 

 

これ言ったらまずい…。

 

場の雰囲気を壊しちゃう…。

 

反論したら相手の自尊心を傷つける…。

 

大人の対応をしないと…。

 

 

 

あまりにたくさんの目に囲まれ。

 

いや、自分が作り出した目かもしれない。

 

 

 

 

しかし、深く掘り下げると

 

素直に表現しない・言わないでおく

 

メリットもあったんです。

 

 

 

・誰かとぶつからないですむ。

 

・本音を言わなくてすむ。

 

・弱い自分でいることが出来る。

 

・無難な、いい人でいられる。

 

・強い人に守ってもらえる。

 

 

 

これらのメリットがあることで

 

自分のセルフイメージも

 

低く設定することになる。

 

まさに負のスパイラルだ。

 

 

 

 

これからの人生を歩いていくうえで、

 

弱い自分のままでもいいし、

 

強い自分でもいい。

 

素直に自分らしさを表現するのもいい。

 

 

 

選ぶのは他でもない「自分」だ。

 

 

 

この行動を移した後は

 

妙な満足感があった。

 

 

少し自分で殻を破った感覚。

 

あり方の変革。

 

 

 

 

 

 

 

あっ、でも普段は荒っぽい人間じゃないですよ(笑)

 

 

 

本日もブログをご覧いただき有難うございました。

 

 

 

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